自分の練習を始めるのは初段から…

という意味での黒帯と思って下さい。   

    黒帯(初段・2段・・?)だからといって安易に指導してはいけない。指導された人がかわいそうだから。
    指導するのだったら、責任を持つべきだが、特に初心者に対しての方向付けは重要で、誤ったら申し訳が立たない。

    自分の練習をしなさい。
    正確に指導者の伝聞をすることは可、でしょう。


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    少林寺拳法で昇段するには、週3回・1回3時間の練習に規定回数参加し、昇段を許可する権限を持っている指導者の裁量によって昇段の許可が降ります。
    初段から3段位までは、受験した場合の合格率はかなり100%に近いものです。

    道場(道院)では、週3回毎回通って、大体1年で初段になります。

    昇段すると黒帯になります。

    少林寺の道場では、黒帯になったんだから、指導しなさいといいます。
    ピアノでも書道でも何でもいいですが、1年くらいしか経験のないひとに誰が指導を受けようと思うでしょうか?
    自分に自信の無いことは教えてはいけないと思います。自信をつけなさい。それが少林寺の目的です。
    手のかけ方や持ち方など、文章で表現できる範囲(教範の範囲)でそのまま伝えることは良いでしょう。

    自信をつけてから教えるべきです。自信があっても、なくなったら、教える(どうして教えることができるのでしょう・・)ことは止めるべきです。
    自信の質も問題です。自分で考えて下さい。

    私は、指導するということの危うさを感じます。
    私は、指導する時間があるのだったら、もっと自分の練習する時間が欲しいと思ってます。
    あくまでも自分が第一です。自分が強くなることです。その上で人を考えるのです。
    教えを請うのは、難しいもののようです。でも長い人生、いつでも何からでも教えを受けられるというのはすばらしいと思います。

    ところで、少林寺拳法で何を学んで何を伝える価値があると思うでしょうか?